こんなとこでは一生買わない

先日自宅近くで自動車の追突事故にあいました。状況は信号待ちをしていたところ後続の車がふとしたはずみでフットブレーキから足を離してしまいゴツンといった簡単なものでした。一応警察を呼んで事故の検分をしてもらいました。そんな軽い事故なものですから私も相手も怪我などは一切なく物損事故ということで話はつきました。お互い事故についてはそれほど嫌な思いはしなかったと思います。ここであえて事故についてはと断ったのには理由があります。公道上の事故なので当事者以外の人達に迷惑がかかってはいけないと思い、私と相手は近くの靴屋さんの駐車場に車を移動しました。そこで警察に電話をして警察官の到着を待ちました。お店の人に断らなかったのは我々もいけなかったのですが、警察官が到着するとお店の店長らしき男性が出てきて開口一番「うちの店の駐車場で事故があったんですか」と憤った感じで言いました。この店はテレビなどでもCMを流している有名な衣料品を製造販売しているユ○クログループに属しているお店です。こちらは怪我もしていないし、お店に対して駐車場を少しの間借りる旨伝えていなかったのも事実です。然し、もし私がお店の人間ならば「事故ですか?怪我とかはしていないですか?」くらいのことは言います。その後で駐車場のことを言います。私も中年になり、金額の安いか高いかだけの尺度では買い物をしなくなりました。特別余裕があるのではありません。少しだけ分別がついたのです。きっとこの店では他の店よりも品揃えも多く価格も安いのだろうと思います。でも私はおそらく一生この店では買い物はしないでしょう。社員教育もせずその分価格を安くしてもらっても気分良く買い物なんて出来ません。人間としてもこの対応はどうかと思います。人の腹の中は見えません。しかしせめて商売人ならばもう少し違う対応が出来なければならないと思うのは私だけでしょうか?