2009-01-01から1年間の記事一覧
フィルムカメラは既に円熟の域に達してしまった感がある。それに加えて市場が銀塩から完全にデジタルにシフトしてしまったのでこの先ニコンもキャノンもフィルムカメラを作らないだろう。今年はフジフィルムが頑張って中盤カメラを出してくれたがフジの場合…
クリスマス・イブの朝、ラジオでボルボが中国の企業に買収されるというニュースを聞いた。同じ北欧のサーブも自動車作りのノウハウだけをやはり中国の会社が買うことになったようだ。これで大好きだったスウェーデンの車が消滅したことになる。V社もS社もそ…
江戸時代の言葉に『時泥棒』というものがある。ことわりもなく突然訪問して相手の時間を奪ってしまうことをいうらしい。これが結構な大罪らしく10両の罪とものの本にある。江戸しぐさ、つまり当時のエチケットの中のひとつなので実際時泥棒されたといって奉…
一度はドナドナしたリコーのコンパクトGR-1Vとまた共に過ごすことになった。行きつけのカメラ屋さんで出会ってしまったのだ。プライスを見ると相場よりもかなり高い。理由を聞くと日研テクノで完全オーバーホールをしたとのこと。幸いなことにまだ部品供給が…
嬉しい事に毎朝庭の白樺や沙羅双樹の木にメジロが来てくれている。番なのか2羽でやってくる。可愛いのでみかんやりんごの芯を枝にさしておくと喜んでつついている。試したことはないが、お皿にジュースなどを入れておくと飲みにくると鳥好きの人から伺った。…
クリスマスといって浮かれる歳でもないが年々この街のこの季節は淋しくなってきているような気がする。電飾をあしらったツリーを飾るお店はなく、ドアやショーウィンドーに小さなリースが飾られるくらい。ケーキやさんの店頭も普段とあまり変わらない。サン…
暮も押し迫ってきてクリスマスや忘年会でお酒を飲む機会も多い。飲みすぎて内蔵を悪くするのもいけないが、酔っ払ってあっちにフラフラこっちにフラフラと千鳥足、挙句の果てに転んだだの車にぶつかったなどというのも是非注意してほしい。ぶつかって車の方…
「火事になったら、 一枚のレンブラントより一匹の猫を救おう そしてその後で、その猫を放してやろう」 by アルベルト・ジャコメッティこの言葉を知ったのは小学校の卒業文集だったろうか。U先生という美術の好きな先生が教えてくれた言葉だ。彼はこの言葉か…
NIKON F4にシグマの600mmF8(ミラーレンズ)をつけて公園まで鳥の撮影に行った。三脚ではフット・ワークが悪いし全体の重量が耐え切れなくなるので一脚にしたのだがそれでも重い。日頃の運動不足を差し引いても巨漢F4は辛い。ポジションを決めてじっくり撮る…
今月の16日にリコーからGXRというレンズユニット交換式のデジタルカメラが発売される。ネットや雑誌でもインプレッションが掲載されていて最初に用意される50mmマクロレンズは相当な描写力を持っているようだ。せっかくのユニット交換式ではあるが、マク…
身の程知らずにもほどがあるのだが、写真をテーマにした小説を書きたいと以前から思っている。予定では12からなる話を作りたいと考えている。この12という数字はライカ版フィルムの一番小さいコマ数に因んでいる。いくつか話の骨のようなものはあるのだが…
何かと話題になった事業仕分けが終わった。その中で特に気になったのは科学技術に関するやり取りの中での「どうしてナンバー1じゃなければならないのですか?ナンバー2ではいけないのですか?」といった女性議員の発言。予算の要求が適切かどうかはともかく…
ちょっと苦しいけれど何とかハート型に見える影。実はこれ自転車のサドル部分の影。たまたま通りかかった和菓子屋さんの前においてあったママチャリが映し出したハート型の影を発見。すかさずポケットからコンデジを取り出して撮影した。機材はリコーのCX1。
今日で11月も終わり。明日からは気忙しい師走になる。文房具店には新しい年の手帳が勢揃いしている。 いつの頃からだろうか手帳やカレンダーの表記が月曜スタートになっているものが多い。僕はこれに慣れていなくて昔ながらの日曜スタートのものを使うように…
カメラをポケットに入れ、街を徘徊するのが好きである。生活を感じる風景にほっとしたり、まるで意味の解からないものとの出会いがあって面白い。画像は後者に属するもので何故スパナがこんなところに針金で縛り付けられているのかは不明。度々この場所でス…
親から最初に貰うものは命と名前である。「命」と言ってしまうと神様からの授かり物と信じている人には抵抗があるかもしれないが、そういう人も名前については異論がないだろう。字画だの苗字とのバランスだのの制約はあるものの命名は親の独断で決めること…
デフレが進みデフレ・スパイラルが懸念されている。物価が下がり安くモノが買えるのはいいのだが、安売り合戦に持ちこたえられない企業やお店はたまったものではないだろう。大量生産、大量消費の時代はもう随分昔に終わってしまったのだろう。そして今後以…
今日は寒さも中休みで日中は穏やかな日だった。先日紹介した珍客のカエルは暖かさに春の訪れと勘違いしたのか土の中から起き出してきた。どうやら当家に住み着いてしまったらしい。緑色だった体は土気色に変色していた。カエルも衣替えをするのだろうか。天…
随分前に買った落語のCDが車に積んである。時々それを聞きながら運転するのだが不思議なもので落語は何度聞いてもあまり飽きるということがない。これは高座(=ライブ)でも同じらしく、かつては名人が登場すると客席の方から話をリクエストするといったこ…
車のワイパーを見ているとふと感じることがある。雨の日の信号待ちなどの時、規則的に右から左へと窓を拭いていくワイパーの動作を見ていると「偉いなぁ」と思ってしまうのだ。毎回不平、不満も言わず同じ場所を行ったり来たりするワイパーに満員電車に揺ら…
11月3日に入間基地で恒例の航空ショーが開催された。ここのところ何年も生憎の曇り空が多かったが、この日は快晴。入間川の河川敷、昭代橋などには数多くの人が見物に集まり楽しんだ。
オリンパスは面白いメーカーである。1970年代に小型、軽量の代名詞となった名機OM-1という一眼レフを世に出し、それまで重い、大きいというカメラの常識を覆した。ただ単に小さく、軽くしたというだけでなく、本格的な一眼レフとしての機能を支える数多くの…
先週のことである。お昼を食べようと立ち寄った食堂での出来事。その店は入ってからまず食券を買うシステムになっている。券売機でお好みのものを買ってテーブルやカウンターに座ることになる。おそらく券売機と厨房はリレーされているのだろう。僕はそうい…
季節の移ろいが曖昧になってきているような気がしてならない。僕の記憶違いなのかもしれないが昔は10月末くらいには山々は赤や黄色に染まっていたように思う。自然の事なので暦通りにきっちりと紅葉が色づくことはないにしてもどうも四季が少しずつ後にずれ…
近所にカメラ量販店の「カメラのK」がある。特別用がなくとも何か掘り出し物がないかとぶらっと立ち寄る事が多い。カメラのKは全国展開している会社で北から南まで数多くの店舗を有している。取扱い商品がカメラや写真なので当然そういったものが好きな社員…
好きなもの、趣味としているものでこんなものがあったらいいな、と思うものがいくつかある。例えばコンパクト・デジタル・カメラ。ニコンの28Tiや35Tiのフォルムをしたものを出してもらえないだろうか。あのデザインは賛否両論あるそうだが、特徴の有る…
ふじみ野市市長選が終わり街はまた元の静けさを取り戻した。あちこちを絶叫とともに走り回っていた街宣車や沿道から手を振る人々の姿が今は遠い昔のように思える。結果はおよそ800票の差で現職が負け、新人の市長が生まれることになった。選挙戦最終日の…
昨日のパ・リーグ、クライマックス・シリーズの敗退で楽天監督野村克也氏の現場指揮官としての野球が終わった。 彼の存在は南海時代、西武時代から知ってはいたが、本格的に知ったのはご贔屓球団であるヤクルトの監督からである。広岡監督在任中に優勝はした…