TC-1 GRD Ⅲ


フィルムカメラは既に円熟の域に達してしまった感がある。それに加えて市場が銀塩から完全にデジタルにシフトしてしまったのでこの先ニコンもキャノンもフィルムカメラを作らないだろう。今年はフジフィルムが頑張って中盤カメラを出してくれたがフジの場合はフィルムメーカーという立場もあってのこと。ましてやコンデジは作っているものの一眼レフはS5止まりで次機種のアナウンスもない。S6が出るのか否かは分からないがとりあえず「フィルムを作り続けます」というメッセージは銀塩使いに安心感を与えてくれた。最近の僕はめったに一眼レフを使わなくなってしまった。フィルムもデジタルもコンパクトばかりである。今気になっているカメラはミノルタのTC-1とリコーのGRD Ⅲの2機種である。今年は何度かGR1VとGR21のことでリコーさんのサポートを受けた。親切、丁寧な対応をして頂いた。この場を借りてお礼を申し上げたい。