僕の住む街の駅が再開発されていることは前に書いた。今まで在った商店街や住宅は取り壊され、ブルーシートやバリケードで覆われた道が続く。そして歩道にはプランターが等間隔で設置されそこには今の季節では考えられない色と種類の花が咲く。この季節にこ…

僕の職場近くの駅周辺でもシャッターを降ろしたままの店が目立つ。不況の理由は何もサブ・プライム・ローン問題だけでなく、そんな問題が発覚する前から街の商店は姿を消しつつあった。人口の減少や高齢化など様々な不景気の要因はあるのだろうが、僕はその…

画像の建物について文句を言う気はさらさらないのだが、赤錆が出てだいぶ老朽化が進んでいるようだ。形ある物が朽ちていくのは当然のことだが、手入れをするのとしないのとではその進み方がまるで違う。眺めるだけのために作った物でさえ人の手入れは必要な…

写真とは不思議なものだとつくづく思う。きれいな景色や人の写真もあれば悲惨なもの、汚いものまで何でもテーマになってしまう。この画像もプリントしようとなど撮った本人も思わないし、ブログを見た人が気に入ってくれるなどとも思わない。だが、作品と呼…

リコーのＧＸ１００はモニター画面を見ながらの撮影の他、ビュー･ファインダーを着けることによりハッセルや二眼レフのように上から覗いてウエスト･レベルで撮影することが出来る。スナップを撮るにはこのウエスト･レベルでの撮影が便利で楽しい。基本的には…

スウェーデンの自動車メーカーであるＳＡＡＢ社が経営破綻したというニュースが飛び込んできた。僕は生来メカに弱いメカ好きで車だのカメラだので随分と道楽をしてきた。新車よりは中古車の方が多いが、買った車は３０台ではきかない。まだ免許を取って30年…

小学生の頃、森鴎外の『高瀬舟』という小説を読んだ。正確にいうと担任に読まされたというのが本当のところだ。そしてこの小説のテーマとなっている”安楽死”について僕らは自分の考えを発表しあった。僕は「如何なる理由があろうとも安楽死は認められない」…

写真を撮るという行為をする時に「何を撮るか」ではなく「どう撮るか」が重要だという言い方がある。確かにそれはそれで一理ある。だが、報道写真やスポーツなどの動きの激しい被写体の場合はどう撮るかよりも何を撮るかが優先されることもある。勿論両方の…

巷では女子カメラというのが流行りだそうだ。若い女の子が一眼レフを首から提げている姿を見かけることが多くなった。それに文句を言うつもりはない。逆に喜ばしいことだと思っている。だが、カメラのもつ僕のイメージは男の道具という古いままのものだ。ニ…

随分前の冬に撮ったノコの画像。毎年ノコをモデルに卓上カレンダーを作っている。この画像は今年の2月の素材に使った。 家から暫く歩くと高台に中学校があり、その向かいは畑、そしてその奥は雑木林があった。畑にはボロボロになったシビックと梅ノ木があっ…

川越の町並み。上の画像は板壁にアールがかかっているように見えるがこれは広角レンズの歪みではない。実際に微妙にアールがかかっているのだ。建築上どのような意味があったのか分らないが実に面白い。

所沢市の金山町。所沢は航空発祥の地。戦中は空軍士官達で賑わったという。今でも当時からある料亭やクラブが何件か残っている。格子窓のある建物は当時置屋さんだったのだろうか。以前まではこのような建物が並ぶ路地がいくつかあったが、今ではビルやマン…

昨日に引き続き川越裏通りの写真。志義町という町名は現在では仲町と町名変更されている。市町村の大合併やら行政の都合やらで昔の町名は無くなりつつあり、代わって北だの西だの、中央だのの分かりやすいが面白みも歴史もない町名ばかりが全国で増殖してい…

なんの変哲もない住宅の一部を切り取ってみた。場所は川越。昔の町並みが続く表通りから一歩裏道に入ると普通の建物が並ぶ。この写真のなにが面白いのかと聞かれれば返答に困る。写真を撮る者にも個人の好みはあるし、モノの見方、感じ方はそれぞれ違う。僕…

朝から川越に行く用事があった。普段は駅周辺の駐車場はどこも満車になってしまうが、朝の9時前だとガランとしている。たまたま停めた駐車場にいた黒と白のネコ。白いネコは左右の目の色が違うオッド・アイ。後ろ足を上げての毛づくろいは「やあ！」と挨拶し…

【南極海を航行中の調査捕鯨船団が同日、米国の環境保護団体シー・シェパード（ＳＳ）の抗議船に衝突されるなど、２度にわたって妨害活動を受けた。衝突された捕鯨船２隻のうち、「第３勇新丸」は損傷した。】（ヤフーニュースから一部を引用） このニュース…

画像は昨夜の国分寺駅北口のスナップ。時間は1０時半近く。客待ちの空車が並ぶタクシー乗り場。終電まではまだ時間があるので動きはよくない。運転手達が車から出て談笑する光景も見かける。以前にも国分寺のことはブログに書いたが、やはり再開発の遅れてい…

去年の12月にコンタックス・レンズをキャノンEFマウントのカメラで使用するためのマウント・アダプターをE社に注文した。当初の予定ではおよそ1週間から１０日で手元に届くとの話だった。ところが未だに来ない。その間僕は先方に都合４回の確認電話を入れて…

日研テクノから各部点検、調整を終えＦが帰ってきた。露出計もバッチリ動く。マニュアルカメラ全集によるとフォトミック ＦＴｎは１９６８年からの発売のようだから僕よりも若い。通称「ガチャガチャ」によって交換レンズの開放Ｆ値をボディ側に伝える方式に…