世の中合点のいかぬことばかり。
埼玉県大宮区の三橋公民館がある俳句の掲載を拒否した。
その句は憲法第九条を守れとデモ行進をする人々の姿を描写したものだが、
公民館側は世論を二分するやうな問題を扱ふことは誤解を招くとの理由で
掲載しなかつた。
悪法でも法は法なり。
現行憲法が悪法であるか、否かの話はここでは論じない。
改正への見直しの気運が高まりつつあるとしても現在の憲法は生きてゐる。
新しいそれが誕生するまでは遵守されるべきものである。
お上は九条を盾にして、先ずは思想、信条、言論の自由を剥奪する魂胆らし い。