カラクリ

Elmar52005-11-11

普段の日記とは似つかわしくない話題をひとつ。’70年代のオイルショックの頃、原油はあと30年で枯渇するといわれていました。然し37年を経た現在、原油はまだあります。消費量を節約してきたわけではありません。当時より需要は増えています。これにはカラクリがあります。原油の単価にその秘密があります。’70年代の1バレル当たりの単価で調査、採掘すると採算がとれる埋蔵量があと30年分しかないということです。現在の1バレル当たりの単価は当時より高騰しています。調査、採掘にコストがかかっても採算ベースに乗る油田は
世界各地にあるようです。そういう理由で枯渇するはずの年数が経過しても以前として私たちはエネルギーを原油に頼っていられるわけです。まだ当分原油はありそうですが、無駄なエネルギー消費を減らす努力はしていかなければなりません。