良識の程度

ホッキョクグマが絶滅するかもしれないと危惧されている。アメリカは絶滅危惧種ホッキョクグマを指定するかどうか調査研究中とのことである。原因はCO2による温暖化により北極の気温上昇、それに伴いクマの生息域の縮小が上げられる。世界的にみて1番のCO2排出国が環境保護を叫んでいるという歪な姿がアメリカという国のあり様を表している。なにをするにも自分達がスタンダードであり、常に正しいというところから始まる。自国のお粗末なデータ収集により、かの国が核兵器を製造していると決めつけ開戦し、多くの人間を殺した。自国から輸出したダウナー牛のデータは明らかにネガティブなものであっても強引に話をすりかえ他国に輸入再開を求める。彼らの手口はペリー来航以来かわっていない。恫喝により他国を強要するやり方だ。国と国の間では知らないが、国内では強要も脅迫も刑事罰を問われる立派な犯罪である。彼らの良識とは決してベンチマークではなく、武力を背景にしたエゴなのである。