子供の出生率が下がっているのは周知のこと。僕の知っている小学校では今年の新入生はおよそ６０人。在校生も大体１学年６０〜７０人くらいのものである。箱物である校舎の収容率はもっと高く出来ているのでマンションで言えば空き家が目立つ状態といったところだろう。子供の数が増えようが減ろうが校舎は大きくも小さくもならないし校庭の面積も同じままだ。屁理屈ではあるが相対的に考えると校庭は広くなったとも言える。そこで提案。校庭の隅のほうにでも小さな畑を作ったらどうだろう。下級生から上級生までが作業を分担しながら野菜などを作る時間を持てないだろうか？現代に生きる人々の多くが消費することしか知らず生産に携わることがない。農家や八百屋さんの生活を脅かすほどの量を作るのは問題だが、そうでなければ得るものは多いように思う。自らが作った作物を自らが調理して食すのは貴重な体験になるのではないだろうか。
