作家の石月さんのブログ記事(http://garakuta.showyowyu.com/wordpress/)
に触発されて?僕なりに考へたことを少し。
民主主義、なんて素敵なシステムなんでせう。
人々の様々な意見が多数決によつて決められる。
多くの意見に揉まれに揉まれて生まれた意見は大概間違はない。
仮に失敗だつたとしても納得しなければなりません。
村長さんも、市長さんも、代議士さんもみんな選挙で選ばれます。
有権者の厳しい目によつて選出されたのですから、そいつが大馬鹿で
あることが後に判明しても選んだ人の責任です。
馬鹿ならば笑つて許すことも出来ますが、とんでもない奴だつたり、人でなし
だつたりすると大問題です。
では、なるべく間違はない方法はないのでせうか。
あります。それは教育です。
それも今までお国が進めてきた教育ではありません。
徹底的に批判精神を磨くやうな教育です。
前に倣へ、右に倣へ、上から下へ、そんなもんはみな一度疑つてみませう。
お国は自分に逆はない人間を大量に作らうとします。
そしてやりたい放題にやります。
それを許さないのは研ぎ澄まされた批判精神であると僕は思ふのです。