所沢方面へポタリングした帰り道、卒業した小学校へ寄つてみました。
僕が入学した頃は木造校舎でしたが、確か二年生の時に鉄筋コンクリートの校舎に建て
直された記憶があります。
この学校の前にはパン屋さんがありました。当時、お店の少ないこの辺りで自家製のパンや洋菓子を買へるのはここだけでした。残念ながらこのお店もシヤツターが下ろされて久しいやうでした。
人の味の記憶は、時間とともに美化されるやうです。
この店のパンがやたらと美味かつた気がするのもそのためでせう。
やはり今はありませんが、初めて食べた蕎麦屋のカツ丼(同級生の女の子の家が蕎麦屋だつた)の味は最高のものでした。その後、何度もカツ丼は食してゐますが、あれ以上の味には未だ出会つてゐません。