森山氏は一番気になっている写真家の一人です。彼の作品全てを知っている訳ではありませんが、その印象は魂を揺さぶるような、とでも表現したらよいのでしょうか。ドラマチックで迫力があり、それは被写体のエネルギーが見る側にぶつかってくるような感じです。写真家としての細かい技術云々はわかりませんが、被写体を抉り取るような技法は彼以外知りません。オークションで彼の写真集を購入しようとしてもかなりの高値になります。自分も写真をやっていて一番楽しい被写体は人間です。カメラマンとモデルという契約が無い限り
見知らぬ人を撮るというのは困難なことですが・・・。
