クリスマス・イブの犬

Elmar52007-12-25

クリスマス・イブの昨日、ノコの散歩を兼ねて年賀状を出しに本局まで行きました。少し風はありましが、比較的暖かい日だったので散歩の足を伸ばして駅の反対口(西口)まで歩きました。再開発のため移転、廃業した商店の前にはフェンスが張られていました。かつてショウウインドーだったガラスには「長い間ご愛顧ありがとうございました」「再開発に伴い○○へ移転しました」などの張り紙がしてありました。以前西口再開発の是非を問う住民投票が行われ、再開発反対の意見が多数を占めたものの議会はそんな住民の声を無視して再開発ありきで押し切ってしまいました。売り手も買い手もいない商店街を抜けると再開発の計画から外れた商店街に着きました。魚屋さんの軒先にいた女性がノコを見て「かわいい」と声を上げました。近づくとノコを触りながら感極まった、という感じでした。家中の人を呼んできました。弟さん、両親、お孫さんなどが総出でノコを見に来ました。なんでも以前飼っていたポメラニアンにノコがそっくりだったそうです。感激の涙を流す人もいました。19年と5ヶ月生きた飼い犬が帰ったきた、と思ったそうです。クリスマス・イブにおこったお話でした。