小麦粉の政府卸価格が３０％値上がりし、製パン各社も製品の値上げに踏み切ったところもあるようだ。パン以外にも牛乳やバターなどの乳製品、大豆を主原料にする加工品などの値上げ。景気が悪い中での物価高は消費が冷え込む。それにしても日本の食糧自給率は極めて低い。識者の中には自給率を極端に上げると天候被害などにより予定した収穫量が確保出来ずかえって混乱する。故に安定的に輸入している方が安全なのだ、という詭弁を弄する者がいる。
話は飛躍するが、国家予算に占める防衛費（米国への思いやり予算を含む）の中に農業や漁業の予算を組み入れたらどうだろうか？他国が日本へ食料を売らなくなったらどうだろう。兵器を使わずしてこの国を滅ぼすことは不可能だろうか？ここまで食料事情が逼迫してくると防衛予算として計上すべきではないだろうか？
