こんにゃくゼリーを擁護する!

食に関する事件が頻繁に起こっている。中国産の餃子事件もまだ解決していないうちに今度はインゲンだのミルクだのの問題だ。国内ではカップ麺から殺虫剤の成分が検出されたらしい。まるでモグラ叩きのように次から次へとトラブルが続く。いったい食品の中に毒を入れるということほど卑劣な犯罪もない。生きるものは食べる。食べないことは出来ない。食は本能に根ざしたものだ。そこにつけこんで無差別に人を傷つけようとするのは卑劣極まりない。中国で作ったものは食べないようにしても最近では家族の中に毒を盛る輩までいるのだから何を信じたら良いのやら。毒が入ってなくともパンや餅、そして何故か完全に目の仇にされているこんにゃくゼリーを喉に詰まらせて亡くなる人も多い。このこんにゃくゼリーは餅やパンに比べて後発商品のためか事故が起こるとかわいそうなくらい叩かれる。元々ダイエット食品として登場した商品だったと思う。だが、亡くなる人は幼児とお年寄りばかりだ。果たして幼児や高齢者にダイエット食品は必要なのか?彼等が勝手に食べて亡くなったのか?そうではなく誰かが不用意に食べさせたというのが実際のところなんじゃないだろうか?誰かの所為にしたい気持ちも分からなくはないが、まるで鬼っこのように扱われるこんにゃくゼリーは不憫だ。