東京駅と大相撲

土曜日に東京駅まで行った。生憎車で行かなければならなかったので散策することは出来なかった。チラリと東京駅を見るくらいで用事を終えたらすぐにトンボ帰り。用事とは2006年に購入したジャイアント社製の自転車の受け渡し。駅近辺で車を停めて位置を確認していると道路の反対側に由緒有りそうな和菓子やさんを発見。時間もまだ余裕があったのでひょいと中に入ろうとして店の看板を見ると【鶴屋吉信】とあるではないか!これは偶然にしてもなんと幸運なんだろう、と思い今が旬の栗蒸羊羹を一棹買った。大店の和菓子やさんで買い物をしていつも感心するのは釣銭。六本木の青野にしてもこの鶴屋吉信にしても釣銭はすべてピン札。お客を待つ心を感じる。さて、チラリと見た東京駅。周りの建物に比べて駅舎だけは低い。なんでも東京駅の空中権というものを他に売り、その利益で駅舎の維持管理をしているらしい。駅舎自体は高さが低くあの辺りに建築出来る高さ制限までまだまだ余裕がある。そこで自分では使わないその余裕を他に売ることが出来るのだ。元舞の海が新弟子検査の時に身長が足りないのをカヴァーすべく頭にシリコンを入れた話は有名。大相撲に身長権というのがあれば170cmを超えた奴から足りない分を買えば何も痛い思いをして頭にシリコンを入れなくても済んだのになぁ、とバカなことを考えた。