未露光


やってしまった・・・。何を?失敗。どんな?フィルムの装填ミス。
昨日久々にベッサにエルマー3.5を着けてまた川越に行きました。蓮馨寺の境内にある石灯篭の上に赤トラの猫が行儀良く座っていました。早速ベッサにフィルムを入れてパチリ。その後、ブラブラと市内を散策、撮影。帰る頃にはフィルムの残りは6枚くらい。このままラボに出そうと思ってレンズキャップをつけてシャッターを立て続けに切る。切る。切る。フィルムカウンターにはすでにエンドマークが出ているのに切れる、切れる、切れる。いくらでも切れる。ひょっとしてやった?
恐る恐る裏蓋を開けてみると巻き上がってない。フィルムはスプールに噛んではいるものの装填した時と同じ状態。逃がした魚はでかいと言いますが、同様に撮れていなかった写真は傑作です。あくまで僕の場合だが、こうした初歩的なミスをするカメラというのは決まっていてライカ、ベッサ、コニカを使った時ばかり。ニコン、キャノン、オリンパスミノルタなどでは今まで一度もない。勿論今様のフィルムをポンと入れてオートで巻き上げてくれるカメラではなく、感度の設定からフィルムスプールに噛ませて巻き上げるまですべてマニュアルで行うカメラでの話。ミスをする自分が悪いのだが、多少相性もあるのかもしれない。それに普段あまり実践に使わないカメラということでカメラのクセや操作に不慣れなことが主原因だろう。先日もフィルム・ピッカーを使いフィルムのベロ出しをしようと思ったらやり方が分からなくなっていて苦労した。やはりカメラの整理をしなければ・・・。