ズマリット50mm1.5


以前フィルムの装填ミスをしてしまったことをここに書いた。その後、懲りずレンジファインダー機にエルマー35とズマリット50mm1.5をとっかえひっかえしながら着けて散歩した。36枚フィルム残すところ4・5枚になってノコをモデルに撮ってみた。資料によるとズマリットは約60年くらい前に登場したらしい。僕のそれが何年位の製造のものかは分からないが僕よりも年上であることは間違いないようだ。1.5という明るさを持つレンズは当時とてつもなく高価だったらしい。今では死語になってしまったが、その明るさ故に高速レンズなどと称された。今では50mmは1.8が標準で、大口径といわれるものには1.2というのがある。過去にはキャノンの095というバカでかいレンズがあった。キャノン7に着けるとレンズの大きさでファインダーがケラレルくらい大きなレンズだ。レンジファインダーは絞ってナンボというそうだが、秋から冬にかけては日差しも弱く、日が暮れるのも早い。解放3.5のエルマーよりもずっと早いシャッターが切れるのはありがたい。