無策

普段から愚痴だの批判だのが多いこのブログだが、本日もひとつ毒を吐いてみる。僕の中ではかなり不安視していたWBCだったが結果は2連覇となった。夕刊フジによると代表監督の原氏の株があがっているそうだ。それがどうも納得がいかない。予選から決勝まで良くも悪くも監督の野球というものが最後まで僕には見えなかったし、分らなかった。大袈裟に言えば無策に思えた。米国から帰国したヤクルトの青木選手は『選手に自由にプレーさせてくれた』とインタビューで語っていたが額面通りに受け取っていいものかどうか。選手の自主性を尊重するのは決して悪いことではない。だが、短期決戦のゲームでしかも急造のチームには監督の指針は必要だろう。だが予選から決勝までのゲームはオーソドックスな野球でもなければ、これぞ原野球と思えるものもなかった。なんとも不満の残る試合運びばかりだったような気がする。