去年の暮れの半ばにエレフォト社に注文したレンズ・マウント・アダプターが昨日やっと届いた。あまりの納期の遅さに痺れをきらして既にレイクォール社のアダプターを購入していたのだが、「どうせいつまで経っても来ないんだろう」と高をくくっていて断りの連絡をしていなかったため今更要りませんとも言いにくく送ってもらったのだ。先方もかなり僕のことを気にしていたらしく割引価格でしかも送料、振り込み料も向こう持ちだった。さっそく４０Dにつけてみたが、装着感はレイ社のものよりかなりいい。滑らかにボディに収まる。電気接点がないためピントの合焦時に音がしたり、マークが光ったりはしないのが少し不便。以前キスデジタルXにレイ社のものをつけてみたが、キスのファインダーでマニュアルフォーカスは老眼と乱視の僕の目では不可能。誰でも気軽に押せば撮れるをコンセプトにしているキスだからMFでの撮影などはなから頭にないのだろう。ましてや測距のキャノン、自慢のAFがあればファインダーなどに手間暇金をかける必要もない機種と割り切っている。そこで中級機の４０Dがツァイスレンズ専用機となった。これならば何とか使えそうである。ここのところの寒の戻りで桜は長持ちしそうだ。ツァイス+４０Dで撮った桜をアップする予定。
