ダウト


世の中はエコ・ブームである。テレビではチーム・マイナス・6%だのといっている局もある。新聞のラテ欄を見てみるといつの間にかテレビは24時間放送になっていた。3チャンネルだけは一日22時間の放送である。これは果たしてエコなのか?国も省エネだの低炭素社会だのとラッパは吹くが大臣の乗り込む車は黒塗りの燃費の悪い高級車である。日本の経済を引っ張っている自動車会社2社が巨費を投じて作ったハイブリッド車で移動する大臣はいないのだろうか?そのハイブリッド車を買うと自動車税が大幅に減税されるらしい。本来入ってくる筈の税金が減税されるのだから国の台所は苦しくなるだろうことは理解出来る。折からの不景気で歳入不足は更に加速している上に景気対策によるお金のばら撒き。野党が国民に受けのいい事を言えば「財源はどこから持ってくるんだ」と与党。毎度お馴染みの話である。僕は国や地方自治体の発表する税収や歳出の金額に大いに疑問を持っている。もしかしたら本当は国にはもっと税収があるんじゃなかろうか?僕等には少なめに言っているんじゃないだろうか?使ったお金の額は本当なのか?水増しして言ってるんじゃないだろうか?適正な使われ方をしていないんじゃないだろうか?財団法人や国や地方の出先機関の職員に支給される「栄養費」って適正なのか?(注)【夏季にある気温以上の日が何日か続いたりすると栄養費という名目で金員が支給されたり、ウナギ屋での飲食が計上されたりする。冬も同様のことがあり、この場合はウナギではなくフグとかになるのだろう】どれもこれも疑いだしたらキリがないのだが、そのくらい世の中が信用出来なくなってきている。全ての設問にはダウトと答えていればこのゲーム、負ける気がしない。