オリンパスのE-620というデジタルカメラがある。小型、軽量のボディに可変モニターを搭載している。エントリーモデルという位置付けらしいが中級機とさほど変わらないようだ。この手のモデルはニコンからD5000、ソニーからはα330と出ているがライブ・ビュー中のAFはオリンパスが一番早い。XDピクチャーカードを開発してしまった手前オリンパスはコンデジでは未だに記録媒体にSDを取り入れていないがデジタル一眼ではXDとCFの両方が使える形式にしている。世の趨勢はSDに移行しつつあるようだがとりあえずCFが使えれば当分の間は問題ないだろう。話をE-620に戻す。このカメラ面白い機能が満載である。モード・ダイアルには通常のM、S、A、P、シーン・モードに加えてアート・ピクチャーというものがある。この中にはポップ・アート調、ファンタジック調、トイ・カメラ調、６ｘ６などカメラ内でお好みの絵に仕上げてくれる機能がある。デジ一で可変モニターを見ながら６ｘ６で撮れるのは嬉しい。操作性もこなれていてデジ一に慣れている人ならば説明書を見なくてもそれほど操作に戸惑うことはない。かなり遊べるカメラに仕上がっている。
