フジ X100

カメラ、写真、犬などの話で始まつたこのブログだが、最近では自転車ネタばかり。僕自身すつかりカメラから離れた日々だつた。今朝、何となくフジのHPを見たら新製品が出てをり、それは強烈に興味を引くカメラだつた。パツと見るとM型ライカ?と思はせるやうなその概観。いきなり目の前に縄文人が現れたやうな衝撃である。この手のカメラはオリンパスのペンがあるもののやはり今風のデザイン。小さい頃に会つたきりの姪の成長した姿を見て「ああ、面影があるな」といつた感想だがフジのは違ふ。縄文人なのである。エプソンのRD−1といふレンジフアインダー機はあるが、X−100はレンズ非交換式の単焦点カメラ。4、50年前のまだ小さなカメラ・メーカーが群雄割拠してゐた頃の姿で現代にタイム・スリツプして現れたのだ。まだ発売前なので詳しいことは判らないが久し振りに興味を引く製品である。今のところシルバー・ボデイだけのやうだが、そのうちブラツクも出るのだらう。僕個人としてはこのカメラはシルバーの方が好みである。