フエザーの改造

 去年の10月に買つた僕のフジ フエザー号は部品の交換がなされてデフオルトの状態から今や殆ど違ふものになつた。
ホイール:ベロシテイに変更(剛性感はノーマルがひどかつた所為かかなりあると感じる)
ハブ:デユラ・エースに変更(なめらかによく回る)
コグ:デユラ・エースに変更(丁数は16Tで変更なし)
ロツク・リング:シマノに変更
チエーン:変更
サドル:セラ・イタリアに変更
シート・ポスト:ミケに変更
ペダル:ミカシマRX−1に変更
トー・ストラツプ:ナイロン製のものからミカシマのサンドイツチ状に変更(流石にすぐに伸び切ることはない)
 ここまでが今日までに行つた作業。そして次の作業が待つてゐる。既に部品は注文済み。
ハンドル:リノに変更(リノはとにかく曲線が美しい)
チエーン・リング:スギノ メツセンジヤーに変更(丁数は46Tで変更なし)
ブレーキ・レバー:ダイヤコンペに変更
グリツプ:ナイロン製から革製のバー・テープに変更(本当はチネリの人の様に皮の編み込みグリツプにしたいのだが)
 更にハンドル・ステムも交換したい。デフオルトのものは僕には少し突き出しが短い気がする。
こうなるともはや残つてゐるのはフレームくらいである。所詮、完成車は完成車、といつた言ひ方をするが、完成車には限界があることを痛感する。尤もやらなくてもいいじやない、といふ交換もやつてしまつてゐるのだけれど。
部品点数が少ないピストでも結構いじる箇所はあるものである。
地下室でラジオを聴きながら自転車をいじるのが最近の僕の楽しみである。