次期改造計画:ママチヤリピスト化

昨夜はフエザーではなく、ビゴレリのフロント・ブレーキのレバー交換作業をした。届いたばかりにスペシアライズドのものに変更したのには理由がある。今までのドロハン用のブレーキ・レバーはピストに似合はないと思ふからだ。スペシアライズドの部品が届く前に行きつけの自転車屋さんでアウター・ケーブルとブレーキ・ワイヤー、エンド・キヤツプを購入しておいた。実はこのワイヤー・ケーブルでは失敗があつた。レバー側の受けの形状を確認しないまま買つてしまつたのだ。一般にロード用は小さくMTBなどは太鼓型といつて大きいのだが、僕は太鼓型を買つてしまつたのだ。さて、作業を始めやうとして合はないことに気付いた。そこで翌日にお店に行きロード用を買い増す羽目になつた。これで大丈夫と思つて作業を始めるとこれも合はない。仕方なくフエザーから外したリア・ブレーキからワイヤーを抜き出すとしつくりくる。結局ワイヤーもアウターもフエザーからのお下がりを使ふことになつた。ブレーキの後は傷が目立つハンドルにバー・テープを巻く作業。ブレーキ交換もテープ巻きも僕はこの日が初めてなのだがどうにかうまく出来たやうだ。これで当分の間ビゴレリは何もいじる箇所はなくなつた。思ふ存分に走らせるだけである。フエザーにはまだハンドル周りの作業が残つてゐるのでこちらはしばらくは遊べさうである。フエザーの次は11年もののママチヤリである。これを軽量化、ピスト化しやうと考へてゐる。ネツトを見ると同じことを考へる好き物は結構多いやうだ。中にはフレームの切断、溶接まで自分でやつてしまふ人もあつた。大改造ビフオー・アフターではないが、作業前と完成後ではとても同じ自転車とは思へない出来栄へになつてゐる。ママチヤリといふ素材があるのでまだまだ楽しみは続くのである。