野村氏、竹内氏で決まり!

G出身の二人が国民栄誉賞を受賞するらしい。時の政府のセンスだつたり思惑だつたりが選考基準になるのだから外野の賛否など意味がないのだらう。だが、それでも・・・なのである。昔からMrと呼ばれる人については疑問がある。努力、才能があつたのだらうことは疑はないが、人気の根拠はそれだけではない気がしてならない。マスコミが神輿の担ぎ手になつてお祭り騒ぎをでつち上げたのではないかと思ふのだ。プレイ・スタイルと同じく派手に見せる術は当人も心得てゐるし、担がれるのも満更でもないのだらう。記録よりも記憶とは巧く言つたものである。然しながら栄誉の言葉が付く賞ならば人々を元気にしたか否かは関係ないだらう。因みに人気の面では分からないが記録と貢献度では野村さん以外ないと思ふ。特に野球全体への功績はこの人以上はないと僕は思つてゐる。クイツク投球、データなどはこの人が編み出したことは野球フアンならばご存知だらう。野球以外で僕がこの賞の選考委員だつたならば登山家の竹内洋岳氏を推挙したい。日本人初の14サミツターは栄誉賞を貰ふに十分な資格である。