リコーのコンパクト･デジタル･カメラＧＸ１００を遅ればせながら購入した。最近のコンパクトにはファインダーがないものが殆どだが、このＧＸ１００にはファインダーがある。光学式ではなくてＥＶＦ（エレクトリック・ビュー・ファインダー）方式のものだが、これが結構使える。以前にもこの方式のファインダーは存在したが、いかんせん画質が悪かった。ところが今ではかなりの解像度になっておりモニター画面を見ている違和感がだいぶ無くなった。僕はもともとがアナログカメラからの出発なのでファインダーを見ながらの撮影でないと不安で仕方ない。３５ｍｍレンズをつけて絞りをＦ８固定、距離を２．５ｍに固定してのノーファインダー撮影というのもやったことがあるが、慣れないせいもあって写真を撮った気になれない。ＧＸのファインダーは取り外してモニター画面を見ての一般コンデジのような撮影も出来るし、ファインダーを倒立させてウエストレベルにも出来る。ＧＲデジタルやＧＲデジタル?に比べいまひとつ評価が低いような憂き目にあっているが、なかなか良く出来たコンパクトである。撮影設定ではブログに貼る画像に適した１：１のアスペクト比も可能なのでこのブログで順次ご紹介していくつもり。１：１、ウエストレベルでの撮影はブロニカＳＱやハッセル･ブラードみたいだといったら褒めすぎだろうか？
