車内電話

朝の通勤電車内での携帯電話の使用が原因で乗客同士の喧嘩になり、結果多くの電車が運休したらしい。まつたく馬鹿げた話である。勿論、携帯電話を使つた輩が最もいけない。その場で見た訳ではないのでどんなやりとりがあつたかは知る由もないが、何故そこまでの大騒ぎになるのかとんと理解に苦しむ。(携帯を使つた奴は)注意されても当然の事をしたのだから謝り、或いは注意した者に感謝し、通話を止めれば済みそうなものだが、恐らく逆切れし、食つてかかつたのだらう。衆目の中で注意をされれば恥ずかしく感じるのも分からないではないが、口論、喧嘩にまでするにはあまりにも理がない。(携帯電話を)自らかけたのか、又はかかつてきたのか知らないが、通勤時間に、通勤電車内で、人に迷惑をかけながら話さなければならない話があるとは僕には到底想像出来ない。それでも今回のやうに大事にならずとも相変はらず車内で平気で通話する人は無くならない。以前にもブログで書いたがいつそ電鉄会社は社内通話が出来なくなる装置を設置したら如何だらうか。少数のマナーを知らない輩のためにコストをかけるのが馬鹿馬鹿しければ女性専用車両のやうに携帯電話専用車両を設けるのはどうだらう。その車両では多くの乗客が各々喋ることになるだらう。きつと他の人の声がうるさくて受話器の声が聞こえなくなる。そこで初めて他人の声がいかに迷惑なものかを知ることになり、今までの自分の愚行を理解するのだ。