貴方は犬派？それとも猫派？
そんな会話をよく耳にします。
以前の僕は、両方です、と答へましたが、よくよく考へてみると犬派みたいです。理由はいくつかありますが、その中でも特に「外で一緒に遊べない」「必要とされてゐる実感があまりない」などが僕を犬派に傾ける要因のやうです。
亡くなつたノコとはよく出かけました。自転車の前かごに載せて八幡神社の急坂をノー･ブレーキで駆け下りたり、狭山湖を徒歩で一周したり、海にも川にも行きました。
僕の左側を歩くノコは、数歩毎に僕の方を見上げます。犬は主人を確認しながら歩きます。これが頼られてゐる気になります。
☆画像は公園に捨てられた猫その１。堂々として、哀れさなんて感じません。猫は何処でも、どんな境遇でもプライドを捨てません。
