みんなが気持ちよくあるために・・・

ヤフーオークションで色々なものが取引されています。大都市近郊に住んでいる人は自宅近くの安売り量販店で購入すれば済むこともあろうが、地方の人はなかなかそうも出来ない。自分の使わない物を他の人に使ってもらうというのはリサイクルが叫ばれている今の世の中の価値観なり方向性なりにも合致する。そういう意味でもオークションの意義は大きい。最近オークションでの売買で感じるのはマナーというか常識の低下です。特に出品する側にそういう御仁が多いようです。大抵の場合、オークションは先払いです。つまり落札者が出品者の指定する口座へ入金を済ませてからでないと物を受け取ることが出来ません。
入金までの経過の中でトラブルがあったりすれば出品者は落札者を取り消すことが出来ます。常に売り手の方が優位です。
取引自体に問題がなければ出品者は落札者によい評価をすべきだと思うのです。その後落札者が受け取った物について出品者との間にトラブルが生じたり、落札者の無理難題な申し出などに対しては評価の変更も出来るシステムになっています。売った側は買ってもらった人に対してお金をもらった時点で「ありがとうございます」の意味の評価をすべきだと私は思うのです。
ところが最近はこの当然の言葉が返ってきません。落札者から「非常によい」の評価をもらってからしか評価をしないなどという人もいますし、中には評価はもらっても返しません、というおよそ非常識としか思えない人も多いです。出品点数が多くて
目が行き届かなかったなどと言い訳をする人もいますがそんなもの理由になりません。自分の管理能力を超えて出品する子と自体が問題です。にわか商店主になって面白かったり、いい気分になるのはかまいませんが、どうぞ他人からお金を頂いたら「ありがとうございます」と素直に言って頂きたく思います。蛇足になりますが、映画館や駅でチケットや切符を買う時にアメリカやヨーロッパでは「to( )one way,please」とpleaseをつけます。物を受け取った方も「thanks」と言います。買う方も売る方も対等です。なによりもお互いにそうした方が気持ちがいいと思うのですが・・・。