デジ一の方向性

デジタルカメラの進化は一頃に較べればいくぶんその速度が遅くなったようだ。画素数のみを競う開発競争からフルサイズ+高画素数へシフトしてきている。僕は以前から疑問に思っているのだが、高価な機種になればなるほどRAWでの撮影を前提としたモデルになり、JPEG撮って出しの画像だとやや眠い写真になる。逆にビギナー向けの機種ほどいい絵を吐き出す。現像、加工などのある意味面倒な作業をしない購買層をターゲットにしているのだろうから当然といえばその通りなのだろう。だがカメラの方向性としてはこちらの方が本道なのではないだろうか?JPEGでも十分使える絵、敢えて加工しても耐性の高いエンジンを目指してもらった方が僕にはありがたいのだが。画像はニコンのビギナー機D40Xで撮ったもの。JPEG撮って出し。