海賊船に乗り込む女

頭の悪い女優が海賊船に乗り込み共に悪事を働こうとしているらしい。確かノルウェーは馬鹿馬鹿しくてやってられないと脱退してしまったが、我が国はだらしがないのか我慢強いのか国際捕鯨委員会に出席して努力を続けている。
本来科学的な根拠に基づいて捕鯨問題を論じ合う筈の委員会だが、実際は科学そっちのけだ。ここでも欧米は傲慢な
ゴリ押しを正当化しようと買収までする始末。いったい外国の人間が他の国の人間に「あれは食うな、これは食うな」などということが許されるのだろうか?何ゆえ、鯨は駄目でビーフほいいのか?牛は食べられる為にこの世にあるというのが彼らの理屈なのだろうが、それはあくまで彼らの常識であり他の文化を持つ国の人間には通用しない。だが彼らは鉄砲を手にしながら力ずくで自分たちのスタンダードを押し付けてくる。狂信的であっても本当に彼らが何かの信念をもって行動しているのならばまだ話合う余地はあるだろう。だが、海賊は信念でやっている訳ではない。商売なのだ。いわば傭兵だ。だから理論もイデオロギーも必要ない。そこに何をとち狂ったのか女優が乗り込み彼らと行動を共にするという。彼女には信念があるのかただの操り人形なのかはわからないが・・・。人は正しいと思ったことを他人に強要する時ほど厄介なことはない。思考が単眼的になり他の事が見えない。仮に正しいことをしようとしても力による行動は結果のみならずその目的をも歪ませてしまうことを知ってほしい。