社民党、日本共産党への提言

「真実などない。あるのは解釈の違いだけだ」という言葉が有る。けだし名言だと思う。聖書にしろ、憲法にしろ時代によりその中に書かれている事は様々に解釈されてきた。解釈といえば聞こえがいいが、実は都合によりと言ったものである。わが国でも憲法を改正しよう、新しい憲法を作ろうという声はある。その度に社民党共産党は猛反対をする。特に憲法第9条についてはヒステリックになる。僕はここに2党の嘘くささを感じてしまう。憲法について検討するのはアンタッチャブルなことなのか?与党がこの手の話をすれば
すぐに噛み付いてくるが社民党共産党は本当にこのままでいいと考えているのだろうか。平和憲法を守り実践していきたいと考えているのならば現行の第9条は不完全なのではないか。事実9条の精神は捻じ曲げられ、拡大解釈されているではないか。ならば幾つもの解釈など不可能な9条を提案するのが筋ではないか。
彼らは間違った解釈をする側に問題があると言うのだろう。だが彼らは間違っている、正しい方が改める必要はないでは埒が明かない。彼らの理想とする、完璧な憲法の素案を示して欲しい。政党の姿勢を示す方法としてこれ以上のものはないだろう。