読書記録

いつたい何時まで続くのやら自分としても心もとないのだが、調べた漢字や熟語をノートに書き写すことを始めた。今日からである。最初は五十音順にするべくルーズ・リーフを使ふことを考へたのだが、それをやめて普通の小さなメモ帳にした。だから辞書の体はなさない。分からない言葉を辞書で引き、その意味や使い方を書き記すのだ。おまけにその言葉が使はれてゐた書名と作者も記す。これにより誰の何といふ本を読んで躓き辞書を引いたのかが後で分かる。記念すべき1ページ目には帚木蓬生氏の「アフリカの蹄」になつた。元々の能力、年齢などの問題で分からない言葉をいくら調べてもその場限りの知識になつてしまふのを少しでも長く身に着けておくための工夫である。結果として読書記録にもなる。