川越市にあるスペイン料理のお店【魯仔喃亭：ろしなんてい】
年に３〜４回程度のお付き合ひだが、かれこれ十年近くなるだらうか。
お勧めは自家製の生ハム。これをオーダーすると豚さんの脚が載つたワゴン？と共にマスターが登場する。目の前でハムを切り（削ぐと表現すべきか）盛り付けてくれる。ハムも野菜も自家製（お店の前は畑になつてゐる）だ。画像にある生ハムサラダの後にあるのはやはり敷地内にある木からとつた柿。これを生ハムと一緒に食す。柿の甘さとハムの味が見事に調和する。生ハムと柿？メロンぢやないの？と思ふ方もあるだらうが、ここのハムは良く見るメロンの上に載つてゐるべちよつとしたハムとは違ふ。相当の時間をかけて塩漬けしその後水分を抜くために乾燥させてある。さうすることによつて旨さが凝縮される。拙い文章であれこれ理屈を述べるよりもまずは食べてみることをお勧めする。因みに僕が必ず注文するのは他にはマツシユルームにハムと大蒜の刻んだものを載せてオーブンで焼いた料理、野菜の煮込み、パエリアなど。ワインやシヤンパン、ノン･アルコール･ビールもあるので飲めない人も大丈夫。
